移動式エアコンのレンタルってどうなの?レンタルと購入のどちらがおすすめか解説
工場やイベント会場、施設などで利用される移動式エアコン。さまざまなメーカーが移動式エアコンの製品を出していますが、利用の方法は購入したりなど、レンタル・リースをしたりなどさまざまです。
しかし、いざ利用したいと検討してみても、「購入かレンタル・リースどちらがいいの?」と悩んでしまう人は多いと思います。初めて導入するものだと、どのように導入を進めればいいか難しいですよね。
実際に移動式エアコンを導入する場合、利用目的や状況に合わせて購入かレンタル・リースを選ぶとよいでしょう。本記事では、移動式エアコンの概要や購入とレンタル・リースのどっちがおすすめかなどについて解説します。空調設備として移動式エアコンの導入を検討している人は、ぜひ参考になさってみてくださいね。
移動式エアコンとは?
移動式エアコンは、工事不要の可動式のエアコンです。移動式エアコンは通常のエアコンと同じようにヒートポンプによって動かされています。しかし、室内機と室外機は一体化しており、吹出し口から冷風を送り、排気口からは冷却時に温められた空気が出される設計となっています。
まずは移動式エアコンとはどのようなものか詳しく解説します。
手軽に設置できる
移動式エアコンの最も大きな特徴は、一般的なエアコンと違い工事がいらないことです。
業務用の取り付け型のエアコンだと、電源工事や配管工事、冷媒チャージなどさまざまな工事が必要となり、1台につき6〜8時間ほど工事がかかります。複数台設置するとなるとさらに多くの時間がかかるでしょう。
移動式エアコンは、本体のプラグをコンセントにつなぐだけで利用できます。配管工事も不要なため、電源さえ準備すればその日から使用可能です。
パワフルな風で素早く風が届く
移動式エアコンは、直進性のある大風量の風が素早く遠くまで届きます。そのため、工場やイベント会場のような空間でも、素早く冷やす・暖めることが可能です。
また可動式なので、特に冷やしたい・暖めたい場所へ設置し、スポットで空間を冷やしたり、暖めたりする事が可能になります。
除湿も可能
移動式エアコンはパワフルな乾いた風が吹くため、冷房と一緒に空間の除湿が可能です。
「涼しくする」と聞くと、温度を下げることばかりを考えてしまいがちですが、湿度を下げることも非常に重要となります。温度が同じでも湿度によって体感温度は変化し、湿度が10%高いと体感温度は1℃高くなるといわれています。
移動式エアコンを使えば、空気の流れが悪い場所や梅雨のようなジメジメした環境の場合でも、空気を除湿して汗を乾燥させることができます。汗は蒸発するときに身体から熱を奪い、体温を下げる働きをしてくれるので、除湿をおこなうことで体感温度を下げることができるでしょう。
レンタル・リースと購入のどっちがおすすめ?
さまざまなメーカーが移動式エアコンの製品を出していますが、利用の方法は購入もしくはレンタル・リースがあります。
移動式エアコンを検討している人は、どちらの導入の流れがよいのかと悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。実際に導入する場合、利用目的や状況に合わせて購入かレンタル・リースを選ぶのがおすすめです。
ここからは、レンタル・リースがおすすめな人と購入がおすすめな人について解説します。
機能性を試して検討したいならレンタル・リース
まずは実際の使用感や機能性を試してみて導入を検討したいという人はレンタル・リースがおすすめです。
工場や施設のような空間で利用する場合、実際に使用してみなければ「どのくらい涼しく(暖かく)なるのか?」が把握しづらいです。また、工場のような場所でメインとなる天井埋込型の業務用エアコンと併用して使おうと考えている場合、業務用エアコンで涼しくしきれない場所はどこか、その場所は移動式エアコンでカバーできるか、などは実際に使ってみなければ分かりません。初めの導入はレンタル・リースからスタートしてみて、使い勝手がよければそのあと購入という流れで導入をおこなってみてもいいでしょう。
また、イベントのようなスポットで何日間かだけ空調設備が必要な際はレンタル・リースが適しています。来場者たちが快適な環境でイベントを過ごせるように移動式エアコンを活用しましょう。
メインの空調設備として利用したいなら購入
工場の業務用エアコンの代用品や、学校・体育館で全体的に利用するなど、移動式エアコンをメインの空調設備として利用する場合は購入がおすすめです。
空調設備を導入したいけれど、大がかりな業務用エアコンのようなものまで導入しないようなケースの場合、工事不要で手軽に設置できる移動式エアコンは非常に活用できます。たとえば、学校の各階に移動式エアコンを設置することで、直進性のある大風量の風で階層全体を快適な温度にできます。移動式エアコンは暖房も利用できるので、導入することで1年を通して活用できるでしょう。
また、工場のような場所では、業務用のエアコンを設置している場合が多いですが、広い空間に業務用エアコンを設置しようとすると多大なコストがかかります。また、耐用年数も定められているため、耐用年数に合わせて入れ替えをおこなわなければなりません。費用的なコストもかかるのはもちろんですが、設置工事のために工場の稼働を止めなければいけないこともあり、その時間分の損失が発生してしまうかもしれません。
しかし、移動式エアコンを活用すれば、業務用の空調設備と比べると非常にコストを抑えながら冷房・暖房を利用できます。工場のような作業をおこなう場所では、おおよその作業する場所が定まっていることが多いので、特に利用したいエリアを定めて局所的に冷やす・暖めることが可能です。
移動式エアコンなら「ヒエスポ」がおすすめ
「効率よく涼しくできる移動式エアコンのレンタルを検討している」
「1年を通して活用できる空調設備を購入したい」
そうお考えのあなたは、信越空調の「ヒエスポ」がおすすめです。ヒエスポは、広い空間でも活用できる性能の高さと、電源さえあればすぐ使える手軽さから多くのお客様に愛用されています。
ヒエスポは「シロッコファン」を採用し、直進性のある大風量の風が遠くまで届くようになっています。一番小さいサイズで2.8kW、一番大きいサイズで14.0kwの冷房能力を備えており、工場やイベント会場、学校などさまざまな環境・利用ケースにあわせて選ぶことが可能です。
お客様に合わせたさまざまな機種を、販売からレンタル・リースまで幅広く対応しています。ぜひ、信越空調の「ヒエスポ」をご検討ください。
「ヒエスポ」のラインナップ
型式 |
MAC284 |
MAC364 |
MAC564 |
MAC804B |
MAC1604 |
MAC1603N(台数限定特別販売) |
---|---|---|---|---|---|---|
本体価格(税込) |
715,000円 |
770,000円 |
1,100,000円 |
1,540,000円 |
1,980,000円 |
オープン |
レンタル価格(税込) |
週/38,500円 月/77,000円 |
週/38,500円 月/77,000円 |
週/55,000円 月/110,000円 |
週/88,000円 月/176,000円 |
週/176,000円 月/352,000円 |
ー |
リース価格(税込) |
例/13,800円~ ×60回 |
例/14,800円~ ×60回 |
例/20,900円~ ×60回 |
例/29,300円~ ×60回 |
例/37,700円~ ×60回 |
ー |
冷房能力 |
2.8kW |
3.6kW |
5.0kW |
7.1kW |
14.0kW |
14.0kW |
暖房能力 |
3.6kW |
4.2kW |
5.6kW |
8.0kW |
16.0kW |
テキストを入力してください(ダミーテキスト) |
外観寸法 |
高さ 1297㎜ 幅 882mm(+6) 奥行 437mm(+5) |
高さ 1297㎜ 幅 882mm(+6) 奥行 437mm(+5) |
高さ 1332㎜ 幅 1000mm(+6) 奥行 700mm(+48) |
高さ 1332㎜ 幅 1200mm(+6) 奥行 740mm(+48) |
高さ 1952㎜ 幅 1300mm(+6) 奥行 800mm(+48) |
高さ 1952㎜ 幅 1300mm(+6) 奥行 800mm(+45) |
電源仕様 |
単相100V 15A ELB15A |
単相100V 20A ELB20A |
単相100V 20A ELB30A |
単相200V 20A ELB30A |
三相200V 30A ELB40A |
三相200V 30A ELB40A |
重量 |
105kg |
105kg |
164kg |
180kg |
288kg |
286kg |
お客様の利用目的や利用環境に合わせたさまざまな機種を幅広く展開しております。
室内機と室外機を別にしたセパレート型や、吹出口ダクト・吹き出しチャンパーなどのオプションなどにも対応しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
移動式エアコンを活用して快適な環境を!
本記事では、移動式エアコンの概要や購入とレンタル・リースのどっちがおすすめかなどについて解説しました。移動式エアコンは、特別な工事が必要ないため手軽に使えるうえに、パワフルな風を遠くまで届けられるため手軽に空調をすることができます。
工場やイベント会場、学校などで、「室内を快適な温度・湿度にしたい!」とお悩みの方は、ぜひ一度ヒエスポを検討なさってみてください。
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