移動式エアコンのリースやレンタルについて解説!購入よりもリースやレンタルがおすすめな理由とは?
工場や倉庫、大型施設などの空調にはいくつかの方法がありますが、移動式エアコンもその1つです。移動式エアコンはコンパクトで移動させやすく、かつ局所的な暑さ・寒さ対策ができる特徴を持っています。
利便性の高い移動式エアコンですが、「初期費用がネックで導入が難しい」という企業もいらっしゃるのではないでしょうか?天井埋め込み型の業務用空調機器に比べるとかなり安いですが、たしかに購入はまとまった費用が必要になります。企業を経営していくうえで費用の管理というのは非常に大切なため、できるなら初期費用をおさえながら導入をすすめたいですよね。
そんな企業におすすめなのが『リースやレンタルでの導入』です。購入とはまた違ったメリットがあり、「初期費用がネックになる」「まずは機能性を確かめてから本格的に導入したい」といった企業に適しています。本記事では、移動式エアコンのリースやレンタルについて解説します。
1.移動式エアコンのリースやレンタルとは?
移動式エアコンのような設備は必ずしも購入という手段をとる必要はなく、リースやレンタルを活用することも可能です。しかし、「よく聞くけどリースやレンタルって実際どうなの?」と思われる方も多いのではないでしょうか?まずはリースやレンタルの概要について解説します。
1.1 リースとはリース会社から長期間借りて利用する契約
リースとは、設備や商品、資材などをリース会社から中長期にわたって借りて利用する契約です。設備や商品などの所有者はあくまでリース会社となり、借りる側は毎月一定のリース料金を支払うことでその設備や商品などを利用できるようになります。つまり簡単にいうと「導入したい設備をリース会社に代わりに買ってもらい、利用料を支払って長期間貸してもらう」仕組みといえるでしょう。
1.2 レンタルとはレンタル会社が所有しているものを借りる契約
レンタルとは、設備や商品などのレンタル会社が持っているものを借りる契約です。基本的に賃貸借契約のため、レンタル会社が元々所有しているものを借りることになります。
リースと同じく設備や商品などの所有者はあくまで貸し出した側ですが、補修や修繕義務には違いがあります。リースでは保守修繕義務を負うのは契約者側(借りた側)ですが、レンタルの場合はレンタル側(貸し出した側)です。
2.リース契約のメリット・デメリット
毎月一定のリース料金を支払って設備や商品を利用できるリースですが、ここからはメリット・デメリットを紹介します。
2.1 メリット
リースの主なメリットは以下の通りです。
・初期費用を大幅におさえられる
・リース料金は経費計上可能
・設備の入れ替えを定期的に実施できる
リース契約は月々のリース料のみで導入できるため、購入した場合に比べて初期費用を大幅におさえられます。また、月々のリース料金は賃貸借処理して、全額を経費として処理可能です。月々のリース料金は固定されているので、金利変動の影響を受けることもありません。
また、リース契約は設備や商品を利用する期間によって契約期間を定めることが可能です。そのため、耐用年数に合わせたリース期間を設定すれば、設備の入れ替えを定期的におこなうことができます。設備や商品の陳腐化時期を予測して設定することで、いつも最新の設備が使用できるでしょう。
2.2 デメリット
リースの主なデメリットは以下の通りです。
・中途解約は原則不可
・保守・修繕の義務がある
リース契約は中途解約が原則不可です。設備や商品などの所有者はあくまでリース会社なので、借りている側の判断で契約を破棄したり、機器を売却したりすることはできません。もし「どうしても解約したい」という場合は、違約金を支払うことで中途解約が可能なケースもあります。
また、リースは借りている側が設備や商品などの保守修繕義務を負います。そのため、メンテナンスや部品などの維持費用が必要です。
3.レンタル契約のメリット・デメリット
ここからはレンタル契約のメリット・デメリットを紹介します。
3.1 メリット
レンタルの主なメリットは以下の通りです。
・短い期間でも借りられる
・中途解約が可能な場合もある
・保守・修繕の義務がない
レンタルは長期間の契約から短期間の契約までさまざまです。そのため、短期で必要な期間だけという形でも設備や商品を借りられます。さらに、レンタルの場合は途中で不要になったら中途での解約も可能です。しかし、なかには違約金が発生するものもあるので注意しましょう。
また、レンタルでは保守・修繕の義務がありません。保守・修繕はレンタル会社が実施することになります。
3.2 デメリット
レンタルの主なデメリットは以下の通りです。
・レンタル会社が所有している範囲でしか選べない
・中長期の場合は割高になるおそれがある
リースは「導入したい設備を選んで、リース会社が購入してから借りる」という流れですが、レンタルの場合はあくまでレンタル会社が所有している範囲でしか借りることができません。そのため、購入やリースと比べると選択肢は少なくなるでしょう。
また、短い期間でも借りれることがメリットである一方で、中長期の場合は購入やリースに比べて割高になるおそれがあります。
4.移動式エアコンのリースやレンタルはどんな人におすすめ?
移動式エアコンのリースやレンタルは以下のような企業・人におすすめです。
・できる限り初期費用をおさえて導入したい
・毎月定額の経費として計上したい
・ランニングコストの見通しを立てやすくしたい
・実際の使用感や機能性を試してみて導入を検討したい
リースやレンタルで移動式エアコンを使用する場合、月々の料金は経費として計上できます。事業運営にかかるコストをできるだけ経費にしたい場合は、直接購入よりもリースやレンタルがおすすめです。
また、工場や施設のような空間で利用する場合、実際に使用してみなければ効果が把握しづらいです。初めの導入はリースやレンタルから始めてみて、使い勝手がよければそのあと購入という流れで導入をしてみてもいいでしょう。
5.移動式エアコンなら「ヒエスポ」がおすすめ
本記事では、移動式エアコンのリースやレンタルについて解説しました。リース・レンタルはそれぞれ以下のような特徴を持っています。
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特徴 |
メリット |
デメリット |
---|---|---|---|
リース |
導入したい設備をリース会社に代わりに買ってもらい、利用料を支払って長期間貸してもらう |
・初期費用を大幅におさえられる ・リース料金は経費計上可能 ・設備の入れ替えを定期的に実施できる |
・短い期間でも借りられる ・中途解約が可能な場合もある ・保守・修繕の義務がない |
レンタル |
設備や商品などのレンタル会社が所有しているものを借りる |
・中途解約は原則不可 ・保守・修繕の義務がある |
・レンタル会社が所有している範囲でしか選べない ・中長期の場合は割高になるおそれがある |
設備や機器を将来的に持ち続けたいのであれば購入という手段もよいですが、「初期費用がネックになる」「まずは機能性を確かめてから本格的に導入したい」といった場合は、リース・レンタルも検討してみてはいかがでしょうか?
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移動式エアコンの使用を検討したい方は、ぜひ一度信越空調にご相談ください。
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