移動式エアコンで工場・倉庫の問題解決を!工場・倉庫におすすめの4つの理由
近年、地球温暖化の影響で毎年暑さが増しています。この猛暑のせいで工場や倉庫に問題が発生しており、企業は従業員たちを守るためにも適切な処置をおこなわなければいけません。しかし、工場内は気温が上がりやすい環境で熱中症のリスクが高く、命の危険に関わるようなことも起きてしまっています。
工場や倉庫のような場所でおすすめなのが、「移動式エアコン」です。業務用エアコンと移動式エアコンを併用して使うことで、工場・倉庫内を効果的に涼しくできます。また、工事不要の可動式なので工場・倉庫の形状によって設置台数を決められます。
本記事では、深刻な暑さで工場・倉庫に起こる問題や移動式エアコンが工場・倉庫におすすめの4つの理由について解説します。
深刻な暑さで工場・倉庫に起こる問題
近年、地球温暖化の影響で毎年暑さが増しています。この暑さのせいで全国各地の工場や倉庫ではさまざまな問題が発生しています。ここからは深刻な暑さで工場や倉庫校に起こる問題について解説します。
・従業員たちの熱中症のリスク
・熱中症による命の危険
・生産性の低下
それぞれ詳しく解説します。
従業員たちの熱中症のリスク
工場内・倉庫内では、基本的に作業をおこなっているため動いているケースがほとんどです。動いているときに、工場内の温度が高いと熱中症を引き起こす原因になります。体温調節機能が働かなくなったり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたりすることで、めまいやけいれん、頭痛などを引き起こしてしまいます。
また、熱中症は温度だけでなく湿度の高さによって引き起こされることも多いです。実際、湿度が65%を超えると熱中症の危険性が高まります。
熱中症による命の危険
熱中症は最悪の場合死に至る危険があります。厚生労働省が発表した「令和5年「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」(確定値)」では、令和5年における職場での熱中症による死傷者(死亡・休業4日以上)は「1,106人」で、そのなかでも死亡者数は「31人」となっています。
熱中症による死亡災害を発生させた企業は、深刻な暑さになっているのにもかかわらず工場内の環境を整えていない、熱中症予防のための労働衛生教育をおこなっていない、など熱中症への十分な対策をしていませんでした。企業は従業員の命を守るためにも、熱中症の対策にしっかりと向き合う必要があるでしょう。
生産性の低下
工場・倉庫内の温度が高い、湿度が高いなど快適な環境でない場合、作業している従業員の生産性も低下する傾向にあります。
ある研究では、オフィスの温度が25℃から27℃に上昇すると作業効率が4.1%低下することが明らかにされています。このように、働く場所や作業する場所の温度設定は従業員の生産性や集中力に大きく影響を与える重要な要素です。
なぜ工場・倉庫は暑くなりやすいのか?
深刻な暑さの発生、熱中症が引き起こされる危険な環境になりやすい工場・倉庫ですが、なぜ工場・倉庫は暑くなりやすいのでしょうか?
工場・倉庫内が高温になる一番の原因は、屋根や壁にあると考えられます。工場や倉庫によく使われる折板屋根は金属製で、直射日光を受けることで表面温度が70℃近くまで熱せられることがあります。一般的な住居と比べて屋内であっても、その熱により体感温度が高くなりやすいという特徴があるのです。
また、外からの熱だけでなく、内部で発生する熱の影響も受けてしまうでしょう。たとえば、製造で利用する機械設備によっては、運転するたびに熱を発生させてしまうものがあります。また、製造工程で火を使う場合には、その火によって工場内の温度も上がるでしょう。
工場・倉庫の外部と内部から熱が発生するため、高温になりやすくなってしまうのです。
移動式エアコンが工場・倉庫におすすめの4つの理由
熱がこもってしまい、暑くなりやすい工場・倉庫ですが、従業員たちを守るためにも企業は暑さへの十分な対策が必要です。しかし、「どうすればいいか悩んでしまう」という方も多いのではないでしょうか?
そんななかおすすめなのが「移動式エアコン」です。深刻な暑さへの対策や急な空調設備の故障などに対応できることから、最近では企業や自治体でも取り入れられていることが多くなってきました。ここからは、移動式エアコンが工場・倉庫におすすめの理由について解説します。
・工事不要ですぐに設置できる
・工場・倉庫の形状によって台数を決められる
・必要なところだけを効率的に冷房・暖房できる
・除湿も可能
それぞれ詳しく解説します。
工事不要ですぐに設置できる
埋め込み型の業務用エアコンだと、電源工事や配管工事などいろんな工事が必要となり、1台につき6〜8時間ほど時間を要します。
移動式エアコンは、一般的なエアコンと違って工事が必要ありません。そのため、本体のプラグをコンセントにつなぐだけで利用できます。配管工事も不要なため、電源さえ準備すればその日から使用できます。
工場・倉庫の形状によって台数を決められる
移動式エアコンは業務用で利用することを想定して作られているので、高い冷房能力・暖房能力を備えているものがほとんどです。
たとえば、信越空調の「ヒエスポ」という製品では、一番小さいサイズだと2.8kW、一番大きいサイズだと14.0kwの冷房能力を備えています。幅広い能力のものがそろっているので、工場・倉庫の形状や環境によって台数を決められます。
必要なところだけを効果的に冷房・暖房できる
移動式エアコンは、直進性のある風がスムーズに遠くまで届きます。そのため、特に冷やしたい・暖めたい場所の近くで稼働させることで、快適な温度を保つ一定のエリアを作ることができます。
もちろん移動式エアコンとの距離が遠すぎると効果は弱まってしまいますが、定めたエリアをメインに稼働させることで、効率的に利用できます。
除湿も可能
移動式エアコンは乾いた風が吹くため、冷房と一緒に除湿が可能です。
空気の流れが悪い場所や梅雨のようなジメジメした環境の場合でも、空気を除湿して汗を乾燥させられます。汗は蒸発するときに身体から熱を奪い、体温を下げる働きをしてくれるので、除湿をおこなうことで体感温度を下げることができるでしょう。
工場・倉庫の快適な環境づくりは「ヒエスポ」がおすすめ
工場・倉庫は、十分な対策をしていないと熱中症が引き起こされやすい環境になってしまいます。熱中症による死傷者を出してしまうと、企業としての責任が問われる事態となってしまうのです。大きな問題に発展しないためにも熱中症への十分な対策をおこなうことが求められます。
そんな企業におすすめなのが、信越空調の「ヒエスポ」です。ヒエスポは、広い空間でも活用できる性能の高さから多くのお客様に活用されています。深刻な暑さへの対策や急な空調設備の故障などに対応できることから、最近では企業や自治体でも取り入れられていることが増えてきました。
また、冷房を使いながら空間を除湿可能なため、乾いた冷気を浴びながら汗を乾燥させることで体感温度をグッと下げることができます。湿度を下げることは熱中症の予防にも最適です。
お客様に合わせたさまざまな機種を、販売からレンタル・リースまで幅広く対応しています。ぜひ、信越空調の「ヒエスポ」をご検討ください。
工場・倉庫にも移動式エアコンの導入を!
本記事では、深刻な暑さで工場・倉庫に起こる問題や移動式エアコンが工場・倉庫におすすめの5つの理由について解説しました。
熱がこもって暑くなりやすい工場・倉庫では、従業員たちを守るためにも企業は暑さへの十分な対策が必要です。移動式エアコンを利用すれば、特別な工事を必要とせずに手軽に使えて、パワフルな風で工場・倉庫に快適な環境を作り出すことが可能です。
「工場・倉庫を効率よく涼しくしたい」とお考えの方は、ぜひ一度ヒエスポを検討なさってみてください。
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