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卒業式の体育館が寒い!極寒になる理由と効果的な暖房手段を解説

「体育館の寒さ対策をしないといけないけどどうすればいい?」 
「卒業式で体育館が寒いと苦情が出そうで不安…」 
 
体育館で卒業式をおこなう学校関係者のなかには、体育館の寒さ対策に悩んでいる方も多いですよね。 
 
卒業式の体育館が極寒になる原因は、大きく分けると4つあります。

原因
具体的な理由
天井が高く暖房の効きが悪い
空気の性質上暖かい空気が上昇し、足元が寒いまま
広い空間で熱が逃げやすい
体育館は容積が大きく、暖房の能力が不足する
コンクリート床の底冷え
体育館の床は地面からの冷気が伝わりやすい
断熱性が低く外気温の影響を受ける
壁面積が広いことで、断熱材が十分に施されていない

感動の門出となるはずの式典が、あまりの寒さに「早く終わってほしい」と思われてしまうのは、非常に残念なことです。 
 
そのため学校関係者は、体育館が寒くなる原因やリスクを理解し、適切な暖房手段を選ぶことが重要となります。 
 
本記事では、体育館が寒くなる原因やリスク、卒業式の体育館における効果的な暖房対策を解説します。また、最近多くの学校や自治体で選ばれている「移動式エアコン」についても紹介するので、体育館の暖房に悩んでいる学校関係者の方はぜひ参考にしてください。

1.卒業式の体育館が「極寒」になる理由

卒業式の体育館が極寒になる理由は、体育館特有の構造と環境が大きく影響しています。 
 
体育館は広い空間と高い天井を持つため、一般的な教室とは異なる課題を抱えています。 
 
とくに、卒業式が開催される3月は、まだ外気温が低く、暖房なしでは快適に過ごせません。 
 
体育館が極寒になるおもな理由は、次の4つです。

原因
具体的な理由
天井が高く暖房の効きが悪い
・暖かい空気は軽く上昇する性質があるため、天井付近に熱が溜まる 
・足元は冷たいまま残り、参加者が寒さを感じやすい 
・体育館の天井は一般的に5~10m以上と高く、温度差が生じやすい
広い空間で熱が逃げやすい
・体育館は容積が大きく、暖房の能力が不足しがち 
・一般的な教室の10~20倍の容積があり、温めるのに時間がかかる 
・窓やドアが多いため、隙間から外気が入り込みやすい
コンクリート床の底冷え
・コンクリートは熱を通しやすい性質(熱伝導率が高い)を持っている 
・体育館の床(コンクリート)は地面からの冷気が伝わりやすい 
・マットを引いたり、スリッパを履いていたりしても足元から体温を奪ってしまう
断熱性が低く外気温の影響を受ける
・古い体育館は断熱材が不足している場合が多い 
・外壁や屋根の面積が大きいため、外気温の影響を受けやすい 
・冬場は外気温が低いため、暖房を付けても外気の影響で温まりにくい

これらの理由により、卒業式の体育館は極寒になりやすいのです。 
 
とくに、天井が高いことによる暖かい空気の上昇と、広い空間による熱の拡散が、寒さのおもな原因です。 
 
体育館の構造的な問題を理解することで、適切な暖房手段を選べるようになります。

2.体育館の寒さ対策を怠った場合のリスク

体育館の寒さ対策を怠ると、さまざまなリスクが発生する可能性があります。 
 
卒業式は生徒にとって人生の節目となる大切な行事のため、快適な環境で開催することが重要です。

リスク
具体的な影響
生徒や保護者の健康を害する
体調不良や風邪の発症
学校行事の質が低下する
集中力の低下や感動の薄れ
学校や自治体への苦情が発生する
保護者からのクレームや評判の悪化

それぞれの詳細をひとつずつみていきます。

2.1 生徒や保護者の健康を害する

体育館の寒さ対策を怠ると、生徒や保護者の健康を害するリスクが高まります。 
 
卒業式は長時間にわたっておこなわれるため、寒い環境に長く居続けると、体調を崩す可能性が高いです。 
 
とくに、高齢の祖父母や小さな兄弟姉妹が参加する場合、寒さによる影響を受けやすくなります。 
 
実際に、体育館での卒業式後に風邪やインフルエンザにかかる生徒や保護者が増えるケースも少なくありません。 
 
また、寒さによって血行が悪くなり、頭痛やめまい、吐き気などの症状が出る人もいます。 
 
とくに、制服や礼服は薄手の生地が多く、防寒性が低いため、寒さを感じやすいです。 
 
体育館の寒さ対策を徹底することで、参加者全員が健康的に卒業式を迎えられます。

2.2 学校行事の質が低下する

体育館の寒さ対策を怠ると、学校行事の質が低下するリスクがあります。 
 
寒い環境では、生徒や保護者の集中力が低下し、卒業式の感動が薄れてしまう可能性が高いです。 
 
とくに、卒業証書授与や送辞・答辞などの重要な場面で、寒さに気を取られると、十分に感動を味わえません。 
 
また、寒さによって生徒が震えていたり、保護者が落ち着かなかったりすると、式全体の雰囲気が悪くなります。 
 
卒業式は生徒にとって一生の思い出となる行事のため、快適な環境で開催することが大切です。 
 
寒さ対策を徹底することで、参加者全員が卒業式に集中でき、感動的な時間を過ごせるようになります。 
 
卒業式の質を高めるためにも、体育館の暖房は欠かせません。

2.3 学校や自治体への苦情が発生する

体育館の寒さ対策を怠ると、学校や自治体への苦情が発生するリスクがあります。 
 
保護者から「卒業式が寒くて子どもが体調を崩した」「もっと暖房を入れてほしかった」といったクレームが寄せられる可能性が高いです。 
 
とくに、近年は保護者の権利意識が高まっており、学校行事の環境に対する要求も厳しくなっています。 
 
苦情が増えると、学校の評判が悪化し、次年度以降の行事運営にも影響を与える可能性があります。 
 
また、自治体への苦情が増えると、学校の予算配分や施設改善の優先順位に影響を与えるケースもあります。 
 
寒さ対策を徹底することで、保護者からの信頼を得られ、学校の評判を守れます。 
 
卒業式を快適に開催することは、学校の責任であり、保護者との信頼関係を築く重要な要素です。

3.【比較】体育館で使われる主な暖房手段とメリット・デメリット

体育館で使われる主な暖房手段には、それぞれメリットとデメリットがあります。 
 
体育館の広さや予算、使用頻度などを考慮して、最適な暖房手段を選ぶことが重要です。

暖房手段
メリット
デメリット
石油・ガスストーブ
・導入コストが安い 
・即暖性がある
・広すぎる空間全体は暖めにくい
・定期的な換気が必須
・給油の手間がかかる
業務用エアコン(固定式)
・広範囲を効率的に暖められる 
・冷房と暖房の両方に対応
・初期費用が高い(数百万円~)
・大規模な工事が必要
・維持費や電気代が高くなる
移動式エアコン
・工事不要ですぐ稼働できる 
・人が集まる一定のエリアに定めて効率的に暖められる 
・冷房と暖房の両方に対応
・広すぎる空間全体は暖めにくい
・さまざまな機種から選定する必要がある
電気ストーブ
・設置がかんたんで手軽に使える 
・導入コストが安い
・広すぎる空間全体はなかなか暖まらない
・電気代が高め
ジェットヒーター
・暖房能力が高い 
・即暖性がある
・火災のリスクが高い
・燃焼音が非常に大きく式典に不向き

それぞれの暖房手段には、一長一短があります。 
 
体育館の広さや予算、使用頻度などを考慮して、最適な暖房手段を選びましょう。

4.卒業式の暖房に「移動式エアコン」が選ばれる4つの理由

体育館の寒さ対策は、生徒や保護者の健康を守るだけでなく、卒業式の質を高めるためにも重要です。 
 
とはいえ、「どの暖房を選べばいいのかわからない…」と悩む方も多いですよね。 
 
そんな方におすすめなのが、近年多くの学校で導入が進んでいる「移動式エアコン」です。 
 
移動式エアコンは以下のような強みを持っていることから、多くの学校や体育館で選ばれています。 
 
・工事不要ですぐ稼働できる 
・ピンポイントで「人がいる場所」を暖められる 
・電気式のため安全に使用できる 
・一年を通して利用可能 

 
それぞれ詳しく解説します。

4.1 工事不要ですぐ稼働できる

移動式エアコンの最大のメリットは、大がかりな設置工事が不要な点です。コンセントに繋ぐだけで、すぐに使用できます。 
 
学校の予算執行や設備導入には時間がかかるものですが、卒業式は待ってくれません。業務用エアコンを導入しようとすると、数ヶ月に及ぶ工期と数千万単位の予算、さらに壁の穴あけや電気工事の手配が必要です。 
 
その点、移動式エアコンなら、導入したその日から利用を始められます。

4.2 ピンポイントで「人がいる場所」を暖められる

体育館全体を温めるには膨大なエネルギーが必要ですが、卒業式で本当に温めるべきは「生徒」「保護者」「参列者」が集まっている場所です。  
 
移動式エアコンはキャスター付きで自由に配置を変えられるため、保護者席の後方、来賓席の脇、生徒が待機する壇上付近など、冷気が溜まりやすいポイントを狙い撃ちで暖めることができます。 
 
足元に直接温風を届けることで、従来の暖房では解消できなかった「底冷え」による不快感を劇的に軽減します。

4.3 電気式のため安全に使用できる

電気式の移動式エアコンは排気がクリーンで、火災のリスクも極めて低いのが特長です。 
 
石油やガスを使わない電気式のため、不完全燃焼による一酸化炭素中毒の心配がなく、頻繁な換気も必要ありません。 
 
火気厳禁の場所でも安全に使用でき、火災リスクを最小限に抑えられます。

4.4 一年を通して利用可能

暖房専用の器具は、卒業式が終われば翌年まで倉庫で場所を取るだけの「眠れる資産」になってしまいます。  
 
一方で、冷暖房兼用の移動式エアコンなら、3月の卒業式・4月の入学式が終わった後は、夏の部活動の休憩場所や、熱中症対策としての環境整備にそのまま活用できます。 
 
さらに、災害時の避難所としての機能強化(防災対策)としても活用可能です。

5.学校の快適な環境づくりは信越空調の「ヒエスポ」におまかせ

「体育館の寒さを対策できる効果的な暖房器具を導入したい」 
「寒い冬を乗り越えるための移動式エアコンが欲しい」 
 
そうお考えのあなたは、信越空調の移動式エアコン「ヒエスポ」がおすすめです。ヒエスポは、大空間でも利用できる性能の高さと、電源さえあればすぐ使える手軽さから多くの教育機関で使用されています。 
 
・圧倒的な風量: 一般的なスポットエアコンとは一線を画す風量で、暖めたい特定のエリアを効率的に暖められます。 
・過酷な現場での実績: 工場や倉庫など、厳しい環境下で鍛えられた耐久性と信頼性は、多くの学校現場でも高く評価されています。 
・操作が簡単: 現場の教職員の方でも迷わず操作できるシンプルな設計です。 
・業務用エアコンの代替品となる:業務用エアコンなどと比べ規模が小さいため、初期コストや設置コストを抑えながら十分な暖房効果が期待できます。 

 
ぜひ、信越空調の「ヒエスポ」をご検討ください。

6.信越空調ならレンタルやリースにも対応!

「導入したいが、一度に大きな予算を確保するのが難しい」という学校や自治体様のために、信越空調では柔軟な導入プランをご用意しています。 

レンタル: 卒業式や入学式など、必要な時期だけ利用したい場合に最適 
リース: 月々の一定額の支払いで、最新機種を導入可能 


お客様に合わせたさまざまな機種を、販売からレンタル・リースまで幅広く対応しています。

7.まとめ

卒業式で体育館が寒くなる原因やリスクについておさらいしましょう。

卒業式の体育館が寒くなる原因
・天井が高く暖房の効きが悪い
・広い空間で熱が逃げやすい
・コンクリート床の底冷え
・断熱性が低く外気温の影響を受ける
体育館の寒さ対策を怠った場合のリスク
・生徒や保護者の健康を害する 
・学校行事の質が低下する 
・学校や自治体への苦情が発生する

体育館の寒さ対策は、生徒や保護者の健康を守るだけでなく、卒業式の質を高めるためにも重要です。 
 
そのため学校関係者は、体育館が寒くなる原因やリスクを理解し、適切な暖房手段を選びましょう。 
 
もし「効果的な暖房機器を導入したい」「学校や体育館の寒さ対策に悩んでいる」といった課題をお持ちであれば、ぜひ一度、学校施設への導入実績も豊富な信越空調にご相談ください。